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日記DiaryEntryDKB20006m-0029

一月二十九日

日付
1921-1-29(day)

説明

一月二十九日 土 晴 寒 午前七時半 起床、洗面、朝飧ヲ畢リ、 池田 謙三 氏ノ来訪ニ接ス、氏ハ藤田組小阪鉱山《( 小坂 鉱山)》ノ技師ニシテ、近来銅価ノ低下ニヨリテ各銅鉱ノ経営困難ナルヲ憂ヒ、之ヲ匡救セント企図スル由ニテ其意見ヲ述ヘラル、書類二三ヲ留テ去ル、且、近日帰山、更ニ 四月 頃出京ノ旨申置カル 大川 平三郎 氏来リ 二月一日 鉄男 ノ婚儀ノ事ヲ披露ス、 井口 正之 氏来話ス、 午前十時 工業倶楽部 ニ抵リ、理化学研究所ノ評議員会ニ出席シ、座長トナリテ議件及報告ノ事ヲ了ス、午飧後、 一時半 大倉 男爵邸ヲ訪ヘ集古館ノ報告ヲ聴取ス、 阪谷 、 石黒 、 股野 諸氏来会ス、 三時 帝国ホテル ニ抵リ四元勲銅像建設ノ事ヲ協議ス、 午後四時 過事務所ニ抵リ、事務ヲ処理シ、又、書類ヲ調査ス、 五時半 ヨリ東亜興業会社ヨリノ招宴アリシモ気分悪ク熱気アルヲ以テ出席ヲ断リ、直ニ帰宅シテ摂養ス

現代語訳

午前七時半、起床。洗面し、朝食を終えた。

池田謙三氏の来訪を受けた。同氏は藤田組小阪鉱山(小坂鉱山)の技師で、近来の銅価低下により各銅鉱の経営が困難になっていることを憂え、これを救済しようと企図しているとのことで、その意見を述べられた。書類を二、三点残して去った。また、近日中に鉱山へ戻り、さらに四月頃に上京する旨を申し置かれた。

大川平三郎氏が来訪し、二月一日の鉄男の婚儀のことを報告した。

井口正之氏が来訪し、話をした。

午前十時、工業倶楽部に到着。理化学研究所の評議員会に出席し、座長となって議件および報告の件を終えた。昼食後、午後一時半、大倉男爵邸を訪ね、集古館の報告を聴取した。阪谷、石黒、股野の諸氏が来会した。

午後三時、帝国ホテルに到着し、四元勲銅像建設の件を協議した。

午後四時過ぎ、事務所に到着。事務を処理し、また書類を調査した。

午後五時半から東亜興業会社からの招宴があったが、気分が悪く熱気があったため出席を断り、直ちに帰宅して養生した。

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見出し

一月二十九日 土 晴 寒

言及場所

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