渋沢栄一 LOD ビューア
日記DiaryEntryDKB20003m-0068

三月九日

日付
1918-3-9(day)

説明

三月九日 土 晴 午前七時半 起床、入浴、朝飧ヲ畢リ、 安達 憲忠 氏来リ養育院ノ事ヲ談ス、 青柳 氏来リ論語処世談ヲ為ス、 井上 敏夫 氏、 松永 直次 氏等来リ、 伊藤 伝七 氏ヲシテ多額納税者議員タラシメン事ニ付、余ニ 伊藤 氏其他ヘノ書状ノ事ヲ依頼セラル、午飧後、事務所ニ抵リ庶務ヲ処理ス、友愛会雑誌者来《(記脱カ)》リ資本労働問題ニ付意見ヲ述フ、 午後六時 日本橋 倶楽部ニ抵リ、 第一銀行 伊勢町支店主任者ノ依頼ニ応シテ来会者ニ対シテ経済界ノ初発ニ関スル懐旧談ヲ為ス、来会者百名許リ、共ニ夜飧ヲ為シ種々ノ雑談ヲ交換ス、一同頗ル満足ノ色アリ、夜 十時 散会、帰宿ス

現代語訳

午前七時三十分起床。入浴し、朝食を終えた。

安達憲忠氏が来て、養育院のことを話した。青柳氏が来て、『論語処世談』について話した。井上敏夫氏、松永直次氏らが来て、伊藤伝七氏を多額納税者議員にすることについて、私に伊藤氏その他への書状を依頼された。

昼食後、事務所へ行き、庶務を処理した。友愛会雑誌の記者が来て、資本と労働の問題について意見を述べた。

午後六時、日本橋倶楽部へ行き、第一銀行伊勢町支店主任者の依頼に応じて、来会者に対し、経済界の初期に関する懐旧談をした。来会者は百名ほどで、ともに夕食をとり、さまざまな雑談を交わした。一同は非常に満足した様子であった。

夜十時散会し、帰宿した。

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見出し

三月九日 土 晴

言及場所

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