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日記DiaryEntryDKB20001m-0274

十月七日

日付
1915-10-7(day)

説明

十月七日 木 曇後雨、昨日ヨリ暑気漸ク減退シテ秋冷ヲ覚フ、朝飧後、二三ノ来客ニ接シ、 午前九時五十分 発ノ汽車ニ搭シ 大阪 ニ向フ、広島支店 松井 氏来リ迎フ、 馬関 西条 氏モ送リテ 広島 ニ抵リ 松井 氏ニ別ル、午後ヨリ雨降リ出シテ車中寂タリ、 白石 ヲシテ独乙国民ノ将来ト題スルベルンハルヂー将軍ノ著書ヲ音読セシム、夜 十時 過 神戸 着、 杉田 氏モ来リ会ス停車場ニ小憩シ、夜 十一時二十分 御影ナル 明石 照男 ノ家ニ一泊ス

現代語訳

曇りのち雨。昨日から暑さがしだいに和らぎ、秋の涼しさを感じる。

朝食後、二、三の来客に会い、午前九時五十分発の汽車に乗って大阪へ向かう。広島支店の松井氏が出迎えに来る。馬関の西条氏も見送り、広島に着いて松井氏と別れる。

午後から雨が降り出し、車中は寂しかった。白石に、ベルンハルヂー将軍の著書『ドイツ国民の将来』を音読させる。

夜十時過ぎ、神戸に着く。杉田氏も来て会う。停車場で少し休み、夜十一時二十分、御影にある明石照男の家に一泊する。

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見出し

十月七日 木

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