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日記DiaryEntryDKB20001m-0104

四月十四日

日付
1915-4-14(day)
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説明

四月十四日 水 風寒シ、曇、 午前六時 起床朝飧ヲ食ス、後、来人ニ接ス、此日ハ当地ヲ去リ帰京ノ筈ナレハ来訪者頗ル多シ、 午前九時 旅装ヲ整ヘ 名古屋 ヲ発シ、 十一時 蒲郡 ニ抵リ、車ヲ下リテ人車約十四町、一旅館ニ抵リ小憩ス、蓋シ 清水 百太郎 氏ノ勧誘ニ応シテ同地ノ風光ヲ探ル為メナリ、 旅館ハ 滝 兵右衛門 氏ノ建創セシ家屋ノ由ナリ、構造壮大ニシテ設備充実ス、小邱アリ、邱上動物園又陶器製造所等アリ、各所散歩ノ後午飧ヲ為シ、 午後一時 蒲郡 発ノ汽車ニテ 二時 豊橋 ニ抵リ、最大急行列車ニ乗替ヘ夜 九時 東京 ニ着ス、来リ迎フル者多シ、 十時 頃帰宅、後、諸方ヨリ留守中到来セル書状ヲ点検ス (欄外) [ 名古屋 出立ノ際地方人士及得意先ノ人々多人数停車場ニ来リ送別ス

現代語訳

風が寒く、曇り。

午前六時に起床し、朝食を食べた。その後、来客に応対した。この日は当地を去って帰京する予定であったため、来訪者がたいへん多かった。

午前九時、旅装を整えて名古屋を出発し、午前十一時に蒲郡に到着した。車を降り、人力車で約十四町行き、一旅館に着いて少し休憩した。これは、清水百太郎氏の勧誘に応じて、同地の風光を見て回るためである。

旅館は滝兵右衛門氏が建創した家屋とのことであった。構造は壮大で、設備も充実している。小丘があり、丘の上には動物園や陶器製造所などがある。各所を散歩した後、昼食をとった。

午後一時、蒲郡発の汽車で午後二時に豊橋に到着し、最大急行列車に乗り替えて、夜九時に東京に着いた。迎えに来た者が多かった。

午後十時ごろ帰宅し、その後、各所から留守中に届いていた書状を点検した。

[名古屋を出立する際、地方人士および得意先の人々が多数、停車場に来て送別した。]

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四月十四日 水

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