渋沢栄一 LOD ビューア
日記DiaryEntryDKB10018m-0119

五月二十六日

日付
1910-5-26(day)

説明

五月二十六日 木 晴 暖 午前六時 起床、入浴シテ後、朝飧ヲ食シ直ニ支度ヲ整ヒ、 七時 王子 発ノ汽車ニテ 血洗島 ニ抵リ、 貞子 ノ病ヲ訪フ、疲労甚シキモ精神ハ尚存セリ、病室ニ於テ容体ヲ察スル事少時、後、午飧シテ来診ノ医師ト談話ス、 穂積 、 阪谷 、 篤二 夫妻皆来会ス、午飧後、鎮守ノ神社ヲ参拝シ且田園ヲ散歩ス、 午後四時三十分 深谷 発ノ汽車ニテ帰京ス、 篤二 夫妻ハ一泊シテ病者ヲ看護ス 此日、 兼子 、 愛子 モ同伴ス、 深谷 ヨリ汽車中雷気アリ、 東京 ニ達スル頃雷鳴強ク雨大ニ至ル

現代語訳

午前六時、起床。入浴した後、朝食をとり、すぐに支度を整えた。

午前七時、王子発の汽車で血洗島に到着し、貞子の病気を見舞った。疲労は甚だしいが、意識はなおしっかりしていた。病室でしばらく容体を見守った後、昼食をとり、来診した医師と話をした。

穂積、阪谷、篤二夫妻が皆来会した。昼食後、鎮守の神社を参拝し、また田園を散歩した。

午後四時三十分、深谷発の汽車で帰京した。篤二夫妻は一泊して病人を看護した。

この日、兼子、愛子も同伴した。深谷からの汽車中で雷の気配があり、東京に着く頃には雷鳴が激しく、雨も大降りとなった。

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見出し

五月二十六日 木 晴 暖

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