渋沢栄一 LOD ビューア
日記DiaryEntryDKB10018m-0096

五月三日

日付
1910-5-3(day)
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説明

五月三日 火 曇 軽寒 午前七時 起床、入浴シ、畢テ朝飧ス、後、種々ノ来客ニ接ス、 九時半 事務所ニ抵リ事務ヲ処理ス、又、来人ニ接見ス、 正午 第一銀行 ニ抵リ午飧シ、後、 佐々木 氏ト行務ヲ談ス、 午後三時 上野 常盤花壇ニ抵リ、 深川 鷗盟会ヨリ案内セラレタル集会ニ出席ス、余興アリ、後、宴会ニ際シテ常議員総代ヨリ歓迎ノ辞アリ、依テ之ニ答ヘテ 米国 旅行談ト本会設立当時ヨリノ地方自治制ニ関スル意見ヲ演説ス、畢テ 王子 ニ帰宿ス、夜、新聞紙ヲ一覧ス、 血洗島 ナル 貞子 ○ 栄一 妹ノ病気近頃重体ナル由ニテ本日 篤二 見舞ノ為メ往訪セシカ、其模様宜シカラストノ事ニ付明日出張ノ事トシ、 入沢 博士同行診察ヲ請フヘキ事トシテ 篤二 ト打合ハセ、此夜其手配ヲ為シタリ

現代語訳

午前七時、起床。入浴をすませて朝食をとり、その後、種々の来客に応接した。

午前九時三十分、事務所に着き、事務を処理した。また、来訪者に面会した。

正午、第一銀行に行き、昼食をとった。その後、佐々木氏と銀行の業務について話し合った。

午後三時、上野の常盤花壇に行き、深川の鷗盟会から案内された集会に出席した。余興があり、その後、宴会の席で常議員総代から歓迎の辞があったので、これに答えて、米国旅行の話と、本会設立当時からの地方自治制に関する意見を演説した。

終わって王子に帰宿した。夜、新聞をひととおり読んだ。

血洗島にいる貞子(栄一の妹)の病気が近ごろ重体であるとのことで、本日、篤二が見舞いのため訪問したが、その様子がよくないとのことなので、明日出張することとし、入沢博士に同行して診察してもらうよう、篤二と打ち合わせ、この夜その手配をした。

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見出し

五月三日 火 曇 軽寒

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