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日記DiaryEntryDKB10010m-0294

四月廿七日

日付
1902-4-27(day)
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説明

四月廿七日 曇、 午前七時 朝飧ヲ畢ル、 須永 伝蔵 ニ 仙石原 牧場ノ営業ニ関シテ種々ノ注意ヲ為シ《(スカ)》、 上原 豊吉 来リテ 作太郎 氏ノ身上ニ関スル談話アリ、 中井 三郎兵衛 来ル、王子製紙会社善後ノ策ニ付テ種々ノ談話ヲ為ス、 午後一時 芝紅葉館ニ抵ル、 竜門社 員ヨリ余ノ旅行ヲ送別スル為メナリ、 午後二時 篤二 先ツ開会ノ趣旨ヲ述ヘ 添田 寿一 氏送別ノ辞ヲ演説ス、最後ニ余ハ留別ノ趣意ヲ以テ三十六年前ノ洋行ト比較シ如何ニ相違セルヤノ点ニ就キ今昔ノ感ヲ述ヘ、且ツ 竜門社 員一同留守中各其事務ニ勉励セラレタキ事ヲ附言ス、次ニ 市原 盛宏 氏一場ノ演説ヲ為ス、夫ヨリ 余興ニ入リ踊、落語等ニテ一同歓ヲ尽シ、夜 九時 王子 ニ帰宿ス

現代語訳

曇り。

午前七時、朝食を終える。

須永伝蔵に、仙石原牧場の営業に関して種々の注意をした。上原豊吉が来て、作太郎氏の身上に関する話があった。

中井三郎兵衛が来る。王子製紙会社の善後策について、種々の話をする。

午後一時、芝紅葉館に到着する。竜門社員が、私の旅行を送別するためである。

午後二時、篤二がまず開会の趣旨を述べ、添田寿一氏が送別の辞を演説する。最後に私は、留別の趣意として、三十六年前の洋行と比較してどのように違うかという点について今昔の感を述べ、また竜門社員一同に、留守中は各自その事務に勉励されたいことを付け加えた。次に市原盛宏氏が一場の演説をする。

それから余興に入り、踊り、落語などで一同歓を尽くし、夜九時、王子に帰宿する。

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言及場所

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