渋沢栄一 LOD ビューア

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1927-06-03

新聞 1
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新聞 (1)

0100127612詳細

浅野セメントが譲歩案を提出す : 石山と鉄道敷設は共同経営 : 笠井氏拒絶を即答す

浅野セメントは小野田との石山問題について譲歩案を出し、それに依って両社間の感情を融和し小野田をして生産制限に一致的態度に出でしめようとするの挙に出た、即ち調停委員会社は浅野セメントが小野田、豊国両社の石灰山に対した態度こそ我国セメント生産の六割を同社が生産供給して今後のセメント界を自由にさなんがための理想から出ている前提戦であって、やがてこの筆法を以て遠からず各社に臨んで来ること明かである、殊に同名異質の超高級セメントで欺かれ、その上また該高級の合併で欺かれたところへ豊国や小野田に対した態度や生産制限が連合会として出来ぬことは畢竟浅野の横暴に基因するものであるとて憤慨を極めるに至った、それでも浅野翁は頑として金子氏や令息泰次郎、良三氏等の言に耳を藉さなかったが渋沢子がセメント界の前途を想われて調停に立たんがために翁の意向を訊ねられたので已むを得ずある程度まで譲歩しても良いから然るべく取纏め方を子に懇嘱した、その結果一方一日譲歩案を東京において渋沢子に提出し、他方大阪において一日午後金子氏をして笠井小野田社長に会見せしめ譲歩案を示した、該案の内容は…

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