是日栄一、インド詩人タゴールを当院に案内す。
是日栄一、インド詩人タゴールを当院に案内す。
第30巻p.235
タイムライン
是日栄一、インド詩人タゴールを当院に案内す。
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新内閣に対し財界は何を望む
浜口蔵相は整理緊縮を 子爵 渋沢栄一氏談 加藤内閣の成立が予定の筋書通りに行われ、且つ与論に適合した内閣を組織されたのは喜ばしいことである、現在の政治は民衆、即ち時の声にばかり迎合して寧ろ術策を弄せられて居る傾きがあるが、新内閣は、宜しく卒直に真面目に遣らねばならぬ。経済と道徳とが一致すると同じく、政治も道徳と一致しなくてはならないから、場合に依りては民衆の耳ざわりになる悪いこととなるかも知れぬが、この点は忍んで卒直に遣ることを必要とする。現内閣に望む点が、行政財政の根本的整理緊縮に在ることは、勿論であるが、それには、人の能率増進を計ること、即ち働いて倹約をせしむることが肝要である。浜口新蔵相は、財政に就て可也の意見を有し、且つ実行力に富む人だから、整理緊縮政策を実行するだろう。また、今日極度に行詰っているわが国の現状から見て、是非とも徹底的政策を実行せねばならぬ。高橋新農相に望むことは多々あるが、要するに今日農村の現状を見るも、実際と学理とが一致していない。唯だ、養蚕業が、比較的学理を応用されている位で甚だ幼稚であるから、これが進捗を促すことと…