渋沢栄一 LOD ビューア

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1921-05-21

新聞 1
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新聞 (1)

0100096650詳細

郵船の波瀾 : 総会紛擾案じ

郵船会社の総会は来る三十日にして当日は何事もなく極めて平穏無事に終了するならんと思われし所存外にも内面には幾多の暗流が漂い居りて或は総会当日存外の波瀾を惹起するやも計られざる模様を示しつつあり即ち郵船の刷新開放は同社年来の問題にて故近藤社長も夙に其必要を認め財界有力者を入社せしめ大に刷新を図る意思な□しに本春突如として逝去せしよ□此事は其儘となり而して郵船の重役及高級社員間には郵船の不文法たる外部より新来の人は入れず飽まで会社員のみ、因って経営すべき方針を採り平素は陸上勤務者と海上勤務者とは中々に折合悪きに拘らず外来人に対しては常に一致の行動に出でし如く近藤男逝去後の後任社長選定に就ても一致の行動に出で現重役中より物色すべしとて大株主にも相談せず又財界有力者の意嚮にも斟酌せず遮二無二正副社長を選定して仕舞い門戸閉塞の状況となりしより大株主間に□不平者尠からず殊に相談役たる郷男に対し社長決定には少しも相談せざりしかば相談役辞退を申出てしより重役は大に驚き引留□動をなせるも効なく遂に渋沢子を煩わし留任を懇望する所ありしに渋沢子も郷男と同様会社刷新の急…

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