渋沢栄一 LOD ビューア

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1919-08-17

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仲裁会見局長

日記 (1)

DKB20004m-0166詳細

八月十七日

八月十七日 日 曇 冷 午前六時 起床、入浴シテ、朝飧ヲ食ス、後、 肥後 ノ人 末岡 氏ノ来訪ニ接ス、蓋シ昨日書ヲ以テ会見ヲ請フタル人ナリ、面接シテ来意ヲ問ヒ他日ノ再会ヲ約シテ去ル、 大橋 新太郎 氏来リテ日本鋼管会社、浅野製鉄所ノ紛議仲裁ノ事ニ付懇切ノ依頼アリ、 川崎 克 氏来リテ 第一銀行 ニ関スル払込金取扱ノ依頼アリ、 午前八時半 家ヲ発シ 上野 停車場ニ抵リ 増田 明六 ト要務ヲ談ス、 添田 局長ヘノ伝言、 水野 氏出立ノ時日問合等ノ事ヲ指示ス、 九時 過発車シテ 塩原 ヘ向フ、 西那須 ニテ下車シ午飧ヲ食ス、自働車ニテ 塩原 ニ抵ル、 三時 頃塩ノ湯ニ到着シ、浴後直ニ大観社ヨリ依頼ノ日米特別号ニ関スル書類ヲ修正ス、夜ニ入リテ一本ヲ浄書ス

増田明六大橋新太郎川崎克末岡上野塩原肥後西那須

新聞 (4)

0100089155詳細

労資協調の為めに五百余名の集い : きのう帝国ホテルで朝野の名士が発起人会

清浦子爵、渋沢男、徳川、大岡の両院議長等発起となり居る労資協調会発起人会は十六日午後三時より帝国ホテルに於て開会前計発起人を首め原首相床波内臓以下各大臣各省次官並に関係各省より約五百余名出席劈頭徳川公 発起人を代表し一場の挨拶を述べ次いて渋沢男は本会設立の主旨に就き説明する処あり之れに対して原首相は政府側を代表して意見を述べ床次内相又之が 実行方面に亘り説明的演説あり次いで創立委員長以下委員を互選し本会の組織を 財団法人とし委員長の名を以て直ちに之れが設立認可を政府に申請せり右認可を経て会長副会長以下評議員議員等二百名の任命ある筈なり尚同会終了後晩餐会を開き八時散会せり 政府の意は強制仲裁 労資協調に就て首相の洩した意見 各所の同盟罷業は益々範囲が広くなって根強くなった、そこで政府は此の点に深く考慮しているが場合に依っては政府自ら資本家対労働者の間に強制仲裁を試みようとする意向らしい、現に原首相は此程協調会発起人代表者大岡下院議長並に渋沢男と 会見した時其の意を仄かし尚お協調会に対する政府の方針に就てもいろいろ意見を交換したが此の時原首相は「…

渋沢栄一
0100091975詳細

労資協調会 : 十六日発起人会を開催

清浦子爵、渋沢男、徳川、大岡の両院議長発起となり居る労資協調会発起人会は十六日午後四時より帝国ホテルに於て開会、前記発起人を始め原首相、床次内相以下各大臣、各省次官並に関係各省、地方より約二百名出席、劈頭徳川公発起人を代表して一場の挨拶を述べ次で渋沢男は本会設立の趣旨に就いて説明する所あり之に対し原首相は政府側を代表して意見を述べ床次内相亦之が実行方面に亙り説明的演説を為し次で創立委員長以下委員を互選し本会の名を以て直に之が設立認可を政府に申請せり右認可を経て会長、副会長以下感じ、協議員、評議員等二百名の任命ある筈なり尚同会終了後六時より晩餐会を開き八時散会せり(東京電話)

渋沢栄一
0100123853詳細

労資協調会成る : 財団組織と決定し近く認可申請を為す可しと

清浦渋沢徳川大岡両院議長等の発起に係る労資協調会は午後三時より帝国ホテルに於て発起人全部並に原首相以下各大臣各省次官其他関係各局長等五百余名出席劈頭徳川議長は発起人側を代表して一場の挨拶を為し次に渋沢男は本会設立の主旨を説明し之に対し原首相は政府側を代表して賛成の意見を述べ床次内相は之が実行的方面の説明し演説を試み終って創立委員長委員を互選し之が組織を財団組織とすべく委員長の名を以て政府に認可申請を為す事に決し右認可済みの上は感じ評議員等二百余名の任命を為す事とし引続き晩餐会に移り盛会裏に八時過散会せり(東京電話)

渋沢栄一
0100215211詳細

労働組合公認の急務 : 労働問題の政治経済観

労働問題の論議は輓近に至って著しく喧伝高潮され来り、又物価騰貴其他の経済的現象が労働者階級の生活を脅威せる結果、事実上の問題としても相当具体的対応の施設を必要とする程度に達したり、而して労働問題解決策として提唱さるるものに至っては、極めて多種多様にして一様に論断批判を下す能わずと雖も最近に於て政府当局乃至渋沢男等の尽力に依り設立せんとする協調会又は信愛会なるものありて、比較的大規模に着手せんとしつつあるが、果して其効力幾何なるやは大に疑いなき能わず、素より其等の主義とする所決して不可と謂うべからざるも、単に一資本家乃至工場主が自己の工場内に傭用使役する労働者に対する態度として、当然執るべき措置ならんも、少くも一国の重大なる労働問題に対する国家政策として観察する時は、不満足の点多々あるものと謂わざるべからず、果して然らば如何なる方策を執るべき乎と謂うに、要するに労働組合の設立を国家が完全に認め、労働組合に依り総ての労働問題を解決せんとするに在り、而して一部の人士は職工労働組合なるものの本然的性質を少からず誤解し、単に組合は資本家に対し同盟罷業を以て…

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