渋沢栄一 LOD ビューア

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1918-06-21

新聞 2
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新聞 (2)

0100080211詳細

火災保険業者の大狼狽 : 新会社設立にて

本邦に於て営業せる内外各火災保険会社は保険料率引上策として従来二回まで恊定率を制定し一般被保険者に臨みたるも各会社内部の情実並に被保険者争奪の為め会社当事者自身恊定を破壊することとなり之れが為め自然恊定の効力を失いしより今回第三回恊定規約を制定するに方り海外会社の本邦支店及び代理店を加入せしめしも新恊定は率従来の保険率に比し約五六割以上の高率なる為め恊定後の被保険数は財界の大景気に反し増加の傾向を示さず従って恊定規約は徒に第一流保険会社を利するに止まり第二流第三流の会社内には常に紛擾絶えざるより此弱点に乗じ今回資本金百万円の簡易保険会社設立せられ該恊定に加入せず単独にて被保険者の勧誘に努力しつつある折柄更に近々原金吾氏は渋沢大倉氏等の後援に依り資本金三千万円を以て大正火災保険を設立しこれ又恊定に加入せず単独行動を取るに至るべしとのこと伝わり既設各会社共大狼狽の態なりと(東京電話)

渋沢栄一
0100202233詳細

深川在米四十七万俵 : 廻米業者陳情

目下深川在米高は僅々四十七万俵を算するに過ぎず今日の廻米状況より推定せば来月中旬過ぎにも至らば更に大減退を来すべく前途の供給上由由敷大事と云うべく当業者の苦痛も一方ならざるより渋沢、岩崎、鮮米商会、酒田、大正商会等の重なる正米業者は十九日午後同市場事務所に会合し農商務省よりも小松農政課員臨席して今後の応急策に就き協議する所あり結局目下東京正米師の買附けに係る肥後米十万俵、薩摩米八万俵庄内米十六万五千俵及朝鮮米数万石を短期日間に輸送することを直接農商務省より鉄道院に交渉することに定め散会したるが多分実行せらるべしと云う因に農商務属は十九日午後又々米穀取引所に出張し頃日来の米価奔騰原因に付き調査する所ありたり 売買調査続行 頃日来定期米相場が頻に奔騰して已まず現に当限の如きは十九日に至り二十七円六十五銭の高値を現出し即ち今一歩にして今日迄の最高値たる二十七円七十五銭を摩せんとするに至れるより農商務省にては再び市場の売買状況に対し厳重なる注意を払うに至り前日に引続き二十日も午前中より柳父属を取引所に派遣し各仲買人に対し過般の改善誓約以来仲買人が自己…

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