渋沢栄一 LOD ビューア

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1914-12-16

新聞 2
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新聞 (2)

0100074420詳細

電灯買収二案比較 : 分割的買収案是乎 : 総活的買収案非乎 : [東京市に於ける電灯統一問題 其四十]

本紙の提唱に由りて開導せられたる電灯統一問題は市営統一を可とすとの斉論に鑑み、市理事者は民営電灯を市に買収するに決意し、渋沢森村二翁の仲介を以て既に内交渉を開始したるやに伝えらる。仄聞する所に拠れば買収案には二案あり、第一案は電灯水力不可分論に由る電灯水力を併せ買収せんとするの案にして、第二案は電灯のみを分割買収せんとする案なり。第一、二案とも現金買収にあらずして市債を発行し之に代ゆる者なるが、その報賞価格が幾何なるやは暫く措き第一案と第二案とは買収総価額に径庭あるを以て自から市債発行額に大小の差あるべきこと勿論なり。然れども既に電灯統一の為めに市債を発行することが我邦の財政経済の現状に照して可能なりとする以上は二千万円位の相違なれば五十歩百歩の論と謂わざるを得ず。但た問題は余剰水力の処分方法に繋るとせん。余剰水力の処分方法を有せずして漫に過剰の水力を背負込むが如きは他日の禍根を植うる者にして固より不可なれども、余剰水力の処分方法に関する目算確ならば第一案を採る必ずしも不可ならず。第二案は市に取りては余剰水力の処分方法を詮索するの煩累もなく、買収…

渋沢栄一
0100094610詳細

蚕糸業研究会 : 蚕糸会別働隊創立

大日本蚕糸会は十四日夜帝国ホテルに衆議院各派代表者を招待晩餐会を開きたり 政友会より大岡、永江、橋本、堀切、松本、熊谷、清水 同志会より島田、高橋、矢島、福田、半ケ谷、須藤 中正会より田村、橋本、岡部 国民党より小西の諸氏出席 席上益田孝氏蚕糸会を代表して救済に関する意見を演述し、西谷金蔵氏より蚕糸会の別働隊として「蚕糸業研究会」を組織せんことを提議し政友会の大岡氏同志会の島田氏国民党の小西氏等の賛成あり結局実行委員として 益田、西谷、尾沢、山田、新井、鈴木、依田、小池、波多野、岡林、渡辺、渋沢、吉池、網野吉川、越、今井、工藤、茂木等 十九氏を挙げ創立事務を一任することに決したるが此等実行委員は翌十五日蚕糸会本部に集会左記規約を制定発表せり 蚕糸業研究会規約 一、本会は蚕糸業研究会と称し貴衆両院議員並蚕糸業者中の有志者及他の篤志者を以て組織す 一、本会は蚕糸業の発達を図り国富を増進する為蚕糸業上の調査研究を行うを以て目的とす 一、本会に会長一名幹事若干名を置き会務を処理せしむ 一、本会の経費は会員の寄附を以て之に充つ 一、本会事務所は東京市…

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