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日記DiaryEntryDKB20009m-0010

一月十日

日付
1926-1-10(day)
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説明

一月十日 日 快 晴寒 午前七時 起床、入浴、朝飧常ノ如クシテ、 八時半 浅野 総一郎 氏来リ汽船会社併合ニ付計算ノ事ヲ詳陳ス、 万代 重昌 氏来リ 岡山 県下ニ於ル社会事業ノ事ヲ談ス、 麻生 女子大学校長来話、過日三菱会社 青木 菊雄 氏ト大学ニ対スル 岩崎 家ノ賛助ヲ内話シ置キタルニ付其詳細ヲ校長ヨリ依頼セシムル事トス、 正雄 、 尾高 豊作 等来話ス、維新以前ノ回顧談ヲ為ス 井上 雅二 、同夫人同行来訪、 雅二 氏ノ本職ニ付テハ 南米 移民ノ事ヲ談シ、 秀子 トハ女子大学ノ経営ヲ協議ス、夜ニ入リテ新聞紙雑誌類ヲ一覧ス、夜食後、ラヂオノ放送ヲ聴取ス、 十時 過就寝 (欄外) [此日朝来客多クシテ外出スルヲ得ス、読書、揮毫モ共ニ其望ヲ達スル能ハス

現代語訳

午前七時、起床。入浴、朝食はいつものとおり。

午前八時三十分、浅野総一郎氏が来訪し、汽船会社の併合について計算のことを詳しく述べた。

万代重昌氏が来訪し、岡山県下における社会事業のことを話した。

麻生女子大学校長が来訪して話す。先日、三菱会社の青木菊雄氏に、大学に対する岩崎家の賛助について内々に話しておいたので、その詳細を校長から依頼させることにした。

正雄、尾高豊作らが来訪して話す。維新以前の回顧談をした。

井上雅二氏が夫人同伴で来訪。雅二氏の本職については南米移民のことを話し、秀子とは女子大学の経営について協議した。

夜になって新聞・雑誌類を一通り見る。夜食後、ラジオの放送を聴取する。午後十時過ぎ就寝。

(欄外)

この日は朝から来客が多く、外出することができなかった。読書、揮毫もともに望みを果たすことができなかった。

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見出し

一月十日 日 快 晴寒

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