渋沢栄一 LOD ビューア
日記DiaryEntryDKB20007m-0017

一月十七日

日付
1923-1-17(day)

説明

一月十七日 水 曇 寒 午前七時 起床、入浴、朝飧例ノ如クシテ、直ニ銀行通信録ニ掲載スル演説筆記ノ修正ニ勉ム、 午前十一時 小宮 三保松 氏来リ話ス、蓋シ 伊藤 公ノ逸話ヲ編纂シ、上木セントノ事ニ付種々ノ談話ヲ為ス、 正午 頃帰去ス、午飧後、又、筆記ノ修正ヲ為ス、此日 井上 準之助 此客舎ニ在リテ午後帰京ストテ使ヲ以テ報告シ来ル、筆記ノ修正ハ 午後六時 頃脱稿ス、夜飧後、商店界ヨリ依頼シ来レル小冊子ノ原稿ヲ一覧シス《(衍)》処々誤謬ヲ修正ス、夜飧後ハ日印協会ノ総会ニ於ル演説筆記ヲ修正ス、蓋シ余カ会長トナリタルニ付、曾テ 王子 庭園ニ於テ開会セシ時ノ筆記ナリ夜半ニ抵リ脱稿ス 東郷 安 氏ヨリ電報来リテ、来ル 三十日 ノ集会ヲ通知シ来ル 日華実業協会書記長 工藤 鉄男 ヨリ書状来ル 夜 十二時 就寝

現代語訳

午前七時、起床。入浴、朝食をいつものように済ませ、すぐに『銀行通信録』に掲載する演説筆記の修正に努める。

午前十一時、小宮三保松氏が来訪し、話をする。伊藤公の逸話を編纂して出版しようとする件について、種々の談話をした。

正午ごろ帰って行った。昼食後、また筆記の修正を行う。この日、井上準之助がこの客舎に滞在しており、午後帰京するとのことで、使いをもって報告してきた。筆記の修正は午後六時ごろ脱稿した。

夕食後、『商店界』から依頼されていた小冊子の原稿に目を通し、ところどころの誤りを修正する。さらに夕食後、日印協会の総会における演説筆記を修正する。これは、私が会長となったことについて、かつて王子庭園で開会した時の筆記である。夜半に至って脱稿した。

東郷安氏より電報が来て、来る三十日の集会を通知してきた。

日華実業協会書記長の工藤鉄男より書状が来る。

夜十二時、就寝。

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見出し

一月十七日 水 曇 寒

言及場所

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