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日記DiaryEntryDKB20005m-0055

二月二十四日

日付
1920-2-24(day)
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説明

二月二十四日 火 雪 厳寒 昨日ヨリ感冒ニテ平臥セシカ今朝モ未タ全愈ニ至ラス、褥中ニ在テ新聞紙ヲ一読ス、 午前八時 洗面シテ、朝食ス、畢テ書類ヲ調査ス、又、 演説筆記ヲ修正ス、 敦子 、 敬三 共ニ来リテ病ヲ訪ハル、 佐々木 勇之助 氏来リ 篤二 身上ニ付内話ス、是ヨリ先、 増田 明六 氏来リテ 篤二 ノ負傷快方ニ付鉄道病院ヲ退院ノ事ニ付内話ナ《(ア)》リ、依テ 佐々木 氏ノ来訪ヲ請フテ協議ヲ試ミタルナリ 協調会 高橋 豊太郎 氏来リ小切手ノ捺印ヲ請ハル、午飧後、 堀井 医師来診ス、夜飧後、協調会 橋本 能保利 氏来リ 八幡製鉄所 同盟罷工ヲ視察シタル顚末ヲ詳話ス、午前後ニ於テ新聞紙雑誌類ヲ一覧ス (欄外) ■■[img図]〓■ 八幡製鉄所 ノ近状ハ上下共ニ一致ヲ欠キ徒ラニ規則ニ拘泥シテ執業活潑ナラス、今日ノ有様ニテハ到底改善ノ見込少シトノ観察ナリキ

現代語訳

昨日から感冒で寝ていたが、今朝もまだ全快には至らず、寝床の中で新聞を一読した。

午前八時、洗面して朝食をとる。終わって書類を調査し、また演説筆記を修正した。

敦子、敬三がともに来て、病気見舞いをしてくれた。佐々木勇之助氏が来て、篤二の身上について内々に話した。これより先、増田明六氏が来て、篤二の負傷が快方に向かったので鉄道病院を退院することについて内々に話があった。そこで佐々木氏の来訪を請い、協議を試みたのである。

協調会の高橋豊太郎氏が来て、小切手への捺印を求められた。昼食後、堀井医師が来診した。夕食後、協調会の橋本能保利氏が来て、八幡製鉄所の同盟罷工を視察した顛末を詳しく話した。午前・午後に、新聞や雑誌類に一通り目を通した。

(欄外)

■■[img図]〓■

八幡製鉄所の近状は、上下ともに一致を欠き、いたずらに規則に拘泥して業務が活発でない。今日の有様では、到底改善の見込みは少ないとの観察であった。

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見出し

二月二十四日 火 雪 厳寒

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