渋沢栄一 LOD ビューア
日記DiaryEntryDKB10020m-0025

一月二十九日

日付
1912-1-29(day)

説明

一月二十九日 月 晴 寒 午前七時 起床、入浴シテ朝飧ヲ為ス、 脇田 勇 氏来リ南洋旅行ノ事ヲ談ス、 畑 弥右衛門 氏身上ノ依頼談アリ、 午前十時 帝国ホテル ニ抵リ 汽車製造会社 々員会ニ出席ス、 長谷川 正五 、 瓜生 、 羽野 、 毛利 男等来会ス畢テ午飧ヲ共ニシ、 午後一時半 事務所ニ来リ、 原口 博士、 金子 弥平 氏ノ来訪ニ接シ 支那 関係ノ事ヲ談ス、 四時 桂 公爵ヲ訪問シ 支那 関係ノ事ヲ談ス、 六時 築地 精養軒 ニ抵リ 島田 氏歓迎会ニ出席ス、 阪谷 芳郎 男ト 支那 関係ノ談ヲ為シ、 七時 帝国劇場ニ抵リテ観劇ス、 松井 吉太郎 同行ス、 西野 氏ト劇場会社ニ関スル要務ヲ談シ、夜 十一時 帰宿、夜、 武之助 、 正雄 、 秀雄 三人ニ昨日同族会ニ於テ朗読セシ遺言書ヲ示シ、其理由ヲ詳細ニ訓示ス

現代語訳

午前七時、起床し、入浴して朝食をとる。

脇田勇氏が来訪し、南洋旅行のことを話す。畑弥右衛門氏から、身の上に関する依頼の話がある。

午前十時、帝国ホテルに着き、汽車製造会社の委員会に出席する。長谷川正五、瓜生、羽野、毛利男爵らが来会する。終わって昼食を共にする。

午後一時三十分、事務所に来る。原口博士、金子弥平氏の来訪を受け、中国関係のことを話す。

午後四時、桂公爵を訪問し、中国関係のことを話す。

午後六時、築地精養軒に着き、島田氏の歓迎会に出席する。阪谷芳郎男爵と中国関係の話をする。

午後七時、帝国劇場に着いて観劇する。松井吉太郎が同行する。西野氏と劇場会社に関する重要な用件を話し、夜十一時に宿へ帰る。

夜、武之助、正雄、秀雄の三人に、昨日同族会で朗読した遺言書を示し、その理由を詳しく訓示する。

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見出し

一月二十九日 月 晴 寒

言及場所

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