渋沢栄一 LOD ビューア
日記DiaryEntryDKB10019m-0062

三月十一日

日付
1911-3-11(day)

説明

三月十一日 土 雪 寒 午前八時 起床、半身浴ヲ為シテ後朝飧ヲ食ス、畢テ 伊藤 登喜造 ノ来訪ニ接ス、 三田 邸ニ電話ヲ通シテ明日往訪ノ事ヲ申遣ハス、 阪谷 芳郎 氏邸ヘモ同シク明日訪問ノ事ヲ通ス、後、書類ヲ整理シ又日記ヲ編成ス午飧後、 女子大学 ニ抵リ、 大隈 伯、 広岡 浅子 、 北畠 氏等来会シテ、本年度予算ヲ協議ス、畢テ事務所ニ抵リ事務ヲ処理ス、 四時 新堀 浅野 氏ノ事務所ニ於テ、セメント降灰ノ事ニ関シ社員会アリ、種々ノ評議ヲ尽ス、畢テ 築地 精養軒 ニ抵リ、小倉鉄道会社成立ノ事ヲ協議ス、 牟田口 、 梅浦 、 原 六郎 氏等二十余名来会ス、夜 十時 王子 ニ帰宿ス

現代語訳

午前八時、起床。半身浴をした後、朝食をとる。終わって、伊藤登喜造の来訪を受ける。

三田邸に電話をかけ、明日訪問することを伝えさせる。阪谷芳郎氏邸にも同じく、明日訪問することを伝える。その後、書類を整理し、また日記をまとめる。

昼食後、女子大学に行く。大隈伯、広岡浅子、北畠氏らが来会し、本年度予算を協議する。終わって事務所に行き、事務を処理する。

午後四時、新堀の浅野氏の事務所で、セメント降灰の件に関して社員会があり、種々評議を尽くす。終わって築地精養軒に行き、小倉鉄道会社成立の件を協議する。牟田口、梅浦、原六郎氏ら二十余名が来会する。

午後十時、王子に帰宿する。

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見出し

三月十一日 土 雪 寒

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