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日記DiaryEntryDKB10007m-0007

(十二月)十四日

日付
1886-12-14(day)
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説明

(十二月)十四日 雨、朝、 三井銀行 浅井 氏、 中井 三郎兵衛 、 山岸 嘉蔵 等来テ織物会社創立ノ事ヲ談ス、 荒川 新一郎 氏来ル、織物会社ニ関スル書類調査ノ事ヲ托シ、且来ル 十六日 午後地方発起者ト会合談話ノ事ヲ約ス、 高木 斎造 来ル、同シク織物会社ノ事ヲ談ス、 稲畑 勝太郎 来ル、大坂店 熊谷 来訪ス、神戸店 田中 ハ来ル 十七 八日 頃同地ヘ巡回ノ事ヲ約シテ帰店ス、四日市支店営業ノ見込ヲ 八巻 ニ細説ス 東京 佐々木 ヘ郵書ヲ発シテ、 稲畑 氏ヨリ借リ置キタル染物ノ見本逓送ノ事ヲ書通ス 陸奥 宗光 氏ヘ一書ヲ送リテ、第二銀行増株ノ事ニ付、 原 善三郎 氏ニ於テ仲裁ヲ諾セサルニ付、此取扱ヲ謝絶ノ旨ヲ通知ス 午後五時 、一力楼ノ宴会ニ赴シ《(ク)》、蓋シ 大倉 氏疎水工事ヲ引受ケタルニ付、京都府知事及其吏員ヲ招請開宴スルモノナリ、坐間 北垣 府知事ト織物会社創立ノ事ヲ話ス 夜 十時 宴散シテ後、 岸 サク ノ家ヲ訪フテ一泊ス

現代語訳

雨。朝、三井銀行の浅井氏、中井三郎兵衛、山岸嘉蔵らが来て、織物会社創立のことを話し合った。

荒川新一郎氏が来た。織物会社に関する書類調査のことを依頼し、また、来る十六日午後に地方発起者と会合して話をすることを約束した。

高木斎造が来て、同じく織物会社のことを話した。

稲畑勝太郎が来た。大坂店の熊谷が来訪した。神戸店の田中は、来る十七、八日頃に同地へ巡回することを約束して帰店した。四日市支店営業の見込みを八巻に詳しく説明した。

東京の佐々木へ郵書を出し、稲畑氏から借りておいた染物の見本を逓送することを書き送った。

陸奥宗光氏へ一書を送り、第二銀行増株の件について、原善三郎氏が仲裁を承諾しないため、この取り扱いを辞退する旨を通知した。

午後五時、一力楼の宴会に赴く。これは、大倉氏が疎水工事を引き受けたため、京都府知事およびその吏員を招請して宴会を開くものである。席上、北垣府知事と織物会社創立のことを話した。

夜十時、宴会が終わった後、岸サクの家を訪ねて一泊した。

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言及場所

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