渋沢栄一 LOD ビューア
日記DiaryEntryDKB10002m-0011

十一月十三日

日付
1868-12-26(day)

説明

十一月十三日 曇時雨 金 十二月廿六日 一 散弾 大小取交 三袋計 一 西洋墨 壱壷 一 沓塗油 壱壷 一 銀時計 五ツ計 一 ヒストル 三挺程 一 シヤスポウ之弾 四挺分 一 牛肉 森川 荘次郎 分塩田へ引合之事 朝、 小出 涌之助 家来 木村 忠三 罷出、諸荷物勘定書及金子等相渡、引続き 山高 石見来る、荷物金子勘定書等相渡 杉浦 愛蔵 来、博覧会残品同人立会取調、 浅草 森田丁 瑞穂や 卯三郎 方差立る、但荷数十箇、此車代金四両弐分相払 横浜 行之儀ニ付 井坂 泉太郎 より同行之者召連面会いたす、第 二時 頃、 愛蔵 同行田安御殿に出 御印章之儀 森田 荘次郎 へ申立、御留守居方引合およふ、明朝受取可相渡旨申聞る、夫より 駿河台 川勝 近江尋問面会、帰路 柳原 梅田 を訪ふ、夫より明神下に罷越、 杉浦 面会、同所一泊いたす

現代語訳

一 散弾、大小取り混ぜ、三袋ほど

一 西洋墨、一壺

一 靴塗り油、一壺

一 銀時計、五つほど

一 ピストル、三挺ほど

一 シャスポーの弾、四挺分

一 牛肉

森川荘次郎分について、塩田へ引き合いのこと。

朝、小出涌之助の家来、木村忠三が出向いて来たので、諸荷物の勘定書および金子などを渡した。引き続いて山高石見が来たので、荷物・金子・勘定書などを渡した。

杉浦愛蔵が来た。博覧会の残品を同人立ち会いで取り調べ、浅草森田丁の瑞穂や卯三郎方へ差し立てた。ただし荷数は十個で、この車代として金四両二分を支払った。

横浜行きの件について、井坂泉太郎より同行の者を連れて面会した。

午後二時頃、愛蔵と同行して田安御殿へ出向き、御印章の件を森田荘次郎へ申し立て、御留守居方へ問い合わせた。明朝受け取り、渡すとの旨を申し聞かされた。

それより駿河台の川勝近江を訪ねて面会し、帰路、柳原の梅田を訪ねた。その後、明神下へ行き、杉浦と面会し、同所に一泊した。

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十一月十三日 曇時雨 金 十二月廿六日

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