渋沢栄一 LOD ビューア
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是日栄一、堀越善重郎の渡米に托し、アメリカ合衆国カリフォルニア州サン・ペドロのフランク・エー・ヴァンダーリップへ書翰を送…

日付
1926-10-13(day)
和暦
1926年 (大正15)
伝記資料 階層
3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代 > 1部 社会公共事業 > 3章 国際親善 > 7節 其他ノ資料 > 5款 外国人トノ往復書翰
第40巻
p.658-p.659

説明

是日栄一、堀越善重郎の渡米に托し、アメリカ合衆国カリフォルニア州サン・ペドロのフランク・エー・ヴァンダーリップへ書翰を送る。

伝記資料 本文

この綱文の根拠となる出典史料の本文 1 件

  1. 渋沢栄一書翰 控 フランク・エー・ヴァンダーリップ宛大正一五年一〇月一三日

    第40巻 p.658-659

    渋沢栄一書翰 控  フランク・エー・ヴァンダーリップ宛大正一五年一〇月一三日 (渋沢子爵家所蔵) - 第40巻 p.659 -ページ画像 案 加州サンペドロウ市 エフ・エー・ヴアンダーリツプ殿 東京 渋沢栄一 拝啓、爾来益御快適の御事と遥頌仕候、老生も引続き健康にて相変らず社会公共の為め奔走致、日々多忙に相暮居候間御省念被下度候、然ば予て御懇親の堀越善重郎氏、昨年来帰朝致居候処、近く又貴国へ渡航致ことゝ相成候由にて来訪せられ候に付、貴台の御事共語り合ひ、是非旅程を繰合はせ貴台拝訪致候様勧め候処、欣然承諾致久し振御起居御伺申上、且御高見拝聴致事と相成候に付ては、此書相添候次第に御座候、就ては特に申上候迄も無之候得共、同氏拝訪の節は御隔意なく御懇談被下度候 堀越氏参趨の節親しく申上候事と存じ候得共、玆に特に申上候は日米両国の関係に付てに御座候、近来表面至つて順調に進行致候様相見え候得共、事実は彼の差別的移民法施行以来、両国従来の歴史的親交を損傷せること甚しく、本邦一般の痛憤容易ならさるもの有之候、然りながら徒らに騒ぎ立つべき義にも無之、当方としては努めて隠忍自重時到るを待ち居候次第に御座候、然るに動もすれは貴国内に、移民法に関する日本人の不満は全く消滅したるが如く曲解し、且言明する向も有之候やに聞及候は以つての外に有之、如此はやがて本邦一部の人人を激昂せしめ、両国関係の悪化を惹起する素因たるべくと存じ憂慮致居候、就ては従来の御懇親に甘へ是非此点に付、御厚配を得度切望仕候 尚本邦の近状、老生の模様等は同氏より御聴取被下度候 右得貴意度如此御座候 敬具 ○右英文書翰ハ大正十五年十月十三日付ニテ発送セラレタリ。

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